本屋の裏ネタ

さっきやってたアレ!・・・入荷しました。

あ
書店だけに留まらず、小売業を営んでいる方には分かっていただける事だと思いますが

「さっきやってたアレ!アレある?」

と叫びながらレジに突撃してくる初老の方々、僕が

「アレといいますと?書名またはキーワードを教えていただけないでしょうか?」

と首をかしげてみても

「アレだよアレ!ほら、さっきテレビでやってたアレだよ!見たでしょ?あの番組で紹介されてたやつ!つい5分くらい前にでてたじゃ~ん!もうなんだっけ?」

ほほぉ、仕事をしながらテレビもあまさずチェック!ってなことできたら楽しいネ!

現実はそんな甘くはございませんので、お客様の記憶よ戻れ!みたいな感じで書店に来る前の行動から番組の内容、出演者などをさかのぼって、それはもう自己啓発講座もどきの問答を繰り返してアレでもないコレでもないを延々と・・・。

本日入荷した「日本人の知らない日本語」(写真)もその手で知った本の最新物!

似たような本は多々ありますが、この本は8割がマンガで説明してくれるので、どんな時に使うか?どのような状況で間違えてしまうのかが実に分かりやすくなっております。

少し前にこの本も午前の番組で紹介され、冒頭のような問答があったわけですが、よほど面白い紹介をしたようで同じような方が何人もこられました。それだけくれば書名を覚えておられる方もいらっしゃるので、すぐに注文をすることができ、本日の入荷となったわけでございます。

本はずばぬけてこのようなケースが多々あるので、書店員としては知識だけでなく推理力、相手の記憶を呼び戻す質問力も鍛えねばならぬわけです。

僕もまだまだです。

最後に1つ。非常に難解で、しかもかなり多く出くわすお問い合わせです。

「さっき新聞(もしくはテレビ)で見たアレ!あれれぇオレなんの本買いに来たんだっけか?分からないよねぇ?でも調べてくれる?」

あなたには解けますか?

| | コメント (6) | トラックバック (0)

ここで図書カードは使えますか?

あ
毎日聞かれる質問です。

特に同じ人に何度も確認されると内心うんざりです・・・プレイか?プレイなのか!?

答えは・・・余裕で使えます!!

書店で使えなかったらドコで使うんじゃい!!!ってツッコミたくなるところですが確かに一昔前までは使えない書店もあったわけですからそう質問してしまうのも仕方がないですね。

でも最近図書券が廃止になり図書カード1本化になったことで、全国どの書店でも図書カードはほぼ利用可能になってるはずです。いいことではないのですが図書カードに拒否反応を示した昔ながらの小さい書店もバタバタと閉店している昨今、利用できない書店があったら僕のほうが知りたいくらいである意味希少ですよ!むしろ記念に買ってあげてください!もちろん現金で。

でもいくら利用可能とはいえ、当店も図書カードより現金で買って頂くほうのが断然ありがたいですけどね。

図書カードで買われると後で換金する時に数%手数料を取られるんですよ。だから例えば500円の図書券なんかは僕にとっては450円くらいにしか見えないんですよ。それで500円分買われるだけならまだしも図書券で買って現金でお釣りを渡すなんていったら内心ハラワタ煮えくり返りそうなほど!まぁお客さんが悪いわけではないんですが使いきりの図書カード制オンリーになってホッとしてるのが現状です。

でも図書券販売で儲けてるんじゃないの?

なぁんて思う人もいるみたいですが、ギフト券にしろ文具券にしろカード類の販売利益は雀の涙ほどあってないような物です。ましてや500円程度の図書カードでプレゼント包装してノシまでつけてなんて言われたら下手したら包装代だけで利益ぶっ飛びます。

しかも廻りまわって現金より価値の薄い図書カードで買われちゃあ、メガ書店みたいに多売でもせん限り実にむなしいってもんです。

まぁ修行時代の僕も含め経営に関わってない従業員さん達は、そんな実態も知らずなんも考えずがほとんどでレジうッとりますが、そんなだったわたくしも今じゃ総売り上げに占める図書カードの率が高い日にゃあためいき1つ、割り引いて計算しております。

何気なく使用されてる図書カードの裏側では一部の書店人にとってこのようなグチグチした心情がうずまいてるわけですが・・・気にせず、いや気にしてもとりあえずドシドシ利用してください!どうしても気になってしまった方には、ワタクシが顔では申し訳なく心で笑って譲り受けますのでご一報を。もちろん無料で!

但し、包装はせめて1000円券以上からにしてくだせぇ。

| | コメント (0)

いろいろ考えながら返品作り!

あ
今日は書店業で唯一荷物がこない日曜、朝からVS花粉を本格化してるころ、イギリスでは13歳で身長122センチ、月のお子遣い1200円の男の子が15歳の女の子に子供を産ませたそうな。

いろいろな世論が巻き起こるでしょうが個人的に彼らの将来なんぞはどうでもいい。

この記事を見て僕はただシンプルに

「おいどんもパパになりたか」

と思ったわけです。実に平和でございます。

でもやっぱり理由があるわけでして、僕の周りでは出産ネタのオンパレードなんです。既に去年1人に今月1人、来月予定が1人に4月は3人の予定者が!しかもイトコのにいちゃんちも年賀状を見たらいつの間にやら1人増えてたし・・・。去年が結婚式ラッシュだったとはいえみんな赤ちゃんまで近い時期とは・・・関係あるかないかはわかりませんがみんなスポーツ又は格闘技好きゆえ・・つ、強いのか!?恐れ入りました。

そんなこと考えながらまずは返品6個作り終えました。(写真)返品の運送料はダンボール一個単位のためピッタリでなく少しポコッと盛り上がるくらい詰めます。1冊でも多く詰め込んで経費削減!

個人店では大体店員から社長までもが返品を作りますが、大書店だと入荷した書籍の荷開け検品から返品作業までを専門にやってくれる人達がいます。僕が研修してた書店にも調整と呼ばれるそれらの人達がいましたが、その方たちが休みの日ややめてしまった時などは店長や僕ら研修生が本来の担当に加えそれらを請け負い、大量の荷物と果てる事のない返品作業を繰り返しで随分と鍛えられました。もちろん汗だくです。

書店仕事は優雅そうにみえますが実際はかなり肉体労働です。インテリそうな書店員達も実は裏で汗かいてその汗をキチンと拭いてから表ではシズシズと働いてるのです。

そうそう、返品で思い出したんですが調整の人が休みで僕らも手が廻らないときはパートやバイトの方にも返品をよく手伝ってもらってたんですが、書店では決まって男性のバイト君より女性のパートさんバイトさんのほうが力があり容量もいい。もちろんデキる男児や慣れてくればそれなりになってくるものですが、書店にバイトにくる子は女性に即戦力が多く、男性はぶっちゃけ劣等生であることが多いです。

そういえば僕もいろいろ苦労しました。

  • 目がムチャクチャ悪いのにメガネをせずにレジ接客で行列を作る190センチの大学生(頭はたいて三たび家まで取りに行かせました)。
  • 聞かれた本の位置もわからないのに調べも聞きもせずお客さんを延々と売り場中連れまわしてばかりいたY君(ある日突然失踪し、後から自分は偽名だったとの内容の手紙が送られてくる。意味ワカンネー)。
  • ラグビー選手並の巨漢ながら返品ダンボール一個すら持てずなぜかバーコードも打てず商品を袋にもまともに入れられないくせにくちごたえするゆえ僕と店長同意のもとで4日でクビにした同い年のレオパレス男(彼は書店でのバイト採用が決まっただけでなんと親が四国からわざわざ菓子折りをもってきた!一体今までなにをしてきたんだこの男は・・・。)。

もう書店に応募してくる男はほとんどこんなんばっか!すごいっすよ~!その代わりデキる男児はほんとすごいですけどね!うって変わって女の子はほんとデキル子が多かったなぁ。気が強すぎる子も結構いたけど・・・すごい落差。

なんだか思い出に浸ってしまいましたが後半は学参の返品がジャンジャンでてくるので気合を入れて返品作りに励みまっす。

| | コメント (0)

みつばちハッチのような・・・

あ
昨日は埼玉の書店研修時代のみんなが集まる須原屋OB会に出席するために浦和に行ってきました。同じ寮で釜の飯&酒&焼肉パーティーを共にした仲間・先輩・後輩のみんなとの再会は特別に楽しいものでした。

まずは三時半から研修先である須原屋の元会長であり現相談役(なんと85歳!!)の財務諸表の講義が一時間半に渡ってあり、気合を入れていったにもかかわらずほとんどの時間を睡魔との格闘に強いられ、毎週月曜の出勤前に行われた元会長の早朝授業の頃から全く成長してないことを実感させられました。

その後、本店横のロイヤルパインズホテルの最上階にて七時半まで懇親会があり、今まで参加してた各出版社のお偉いさん達が今年からいなくなり純粋に会長・社長・OB達だけのアットホームな会になりました。僕はと言うとみんなといろんな情報交換やちんちくりんな話をしながら白ワインを呑み倒しておきました。

懇親会後も浦和に繰り出して呑み、そのまま大宮にたどり着いたところで終電が消え、残った三人で大宮の怪しげな盛り場(御殿場でいう新天地)をグルグル回りながらスポンとカプセルホテルに入りました。

三人ともカプセルホテルはほぼ初体験、まず30センチ幅くらいのやたら細いロッカーに荷物を入れ銭湯!?みたいなのに何も考えずGO!体を一通りきれいにしたところで下の階にあるカプセルルームという印の扉を開くとそこには(写真)のようなものがズラっと並んでるじゃないですか!

(なんだこれ?まさか体育座りで寝るんかいな・・・?なんだか人造人間でもでてきそう)

てな妄想がよぎりましたが、こののれんみたいなのを開けてみると奥行きのあるCTスキャンみたいなウナギの寝床が登場!上下二個セットのカプセルがズラーっと並ぶ寝床に身を任せれば気分はもうミツバチハッチ!

                  ミンナユックリオヤスミ

といきたいとこだったんですが、変な咳するオヤッサンがおると思ったら今度はどこからか「プリップリプリっ@」なんていらん効果音が!!!!

                 モウカンベンシテクラサイ

実に現実的な悪夢にうなされながら早朝まで耐え抜き、アラーム音とともに限りなく全裸のオッサン達の横をすり抜けカプセルホテル初体験は終了いたしました。

そのまま大宮からギュウギュウの高崎線にもまれ、毎朝これを体験してるサラリーマンの人達に尊敬の念を芽生えさせつつ新宿に到達し、小田急バスに乗り継いで無事開店前に店に入ることができました!

カプセルホテル、3300円!なかなか・・・・でしたが、「静かなるドン」の静也の気分も味わえていい経験にはなりました!

一度はおいでやカプセルホテル!

| | コメント (0)

クリスマスプレゼント包装もようやく慣れ・・・

あ
先日近くでDJムロさんのイベントがあり、そのイベントに少しばかり出資しよってたのでムロさんの出番だけピンポイントで見て帰宅。

昨日は午前中荷開けをしたあと、知り合いの方が絵を出展している画廊のある裾野まで車をかっ飛ばし、目的の絵画を見たら即御殿場に戻り千葉に出発!工事渋滞などを経て千葉に着いたのが3時のおやつ時、もちろんおやつなど食べずに現地でまっていてくれた方にいろんな店舗を見学に連れていってもらいなんとか先週の出版社倒産騒動で延期してた視察を年内に済ます。総武線に飛び乗って新宿からバスの最終便で御殿場に!帰った早々某社長Tさんからポールダンスが見れるHIPHOPイベントに誘われ同行し帰宅は何時だったか・・・

実にめまぐるしかった!

さて本業の本はというと、本日は祭日ゆえ荷物の入荷がなかったのがもっけの幸い、しかし児童書をレジに持ってくる人のほとんどがプレゼント包装希望者、天皇陛下の誕生日を祝う方々です!(ウソです。おこちゃまやお孫ちゃん用です)

クリスマスが近くなるにつれ増えてはいましたが、本日は仮面ライダーの変身ポーズばりの動きで包装しまくっとります!

「うまいもんだねぇ!」などとお褒めの言葉を頂いたりすると普通にエヘラとうれしくなってしまいますが、こうして褒めていただけるのも一人でやっているから!埼玉の研修時代はレジで数人が同時に包装してたりするのですが周りのベテラン店員さんたちの速さや正確さに比べたら僕などひよっこですわ!並んでやったらまんず僕は見向きもされないでしょう!そのくらい彼女達の技はすごかった!今頃も埼玉では彼女達の神業が炸裂しまくってる事でしょう!

ってことは明日はシャンペ~ンの日ですな!今年は遂にロンリークリスマスゆえさてさてどうしよか?とりあえず豪快に肉でも焼こうかに!

あっ!給料日前じゃん!

ゲゲンチョ・・・

| | コメント (0)

恐怖の送り付け

あ
「送り付け」とは、書店が注文をしていない既刊本を取次ぎが勝手に送ってくる事です。大抵は全国的にヒットしてる本やテレビ化映画化などと増売が見込まれる本がほとんどなんですが、それに混じってどう考えても話題性も魅力も全くないマイナー本もどさくさに紛れて入荷することも多いんです。基本的には返品可能な商品ばかりなので、気に入らなければ(当店はほとんど即返品)返品すればいいのですが、今回入荷したこの送り付けは実にイヤラシく入荷してまいりました。送り付け動機としては全国的に多少ヒットしてるようですが、返品受け入れ可能日がなんと3ヵ月後!その期間以内に返品すると逆送されてしまい往復の送料を請求されてしまいます。同封の紙に責任販売促進がどうたらこうたら書いてありましたが、勝手に送ってきてこちらに責任もくそもあるかい!そのやりくちはまるでヤクザ。傾向として、決算が近くなるほどこういうパターンの送り付けが増えてきます。全く困ったもんですよ、こっちも決算だっちゅう~に!「書店の倒産が相次ぐ中、我々は中小書店様を救うべく全力を尽くしてなんたらかんたら~」って常に言いながらこの仕打ち、だめでしょ!他の業界もそうですが書店も景気対策に加え中間業者対策に神経を費やしてるんです。のんきでいられないすよ!でもこの本さっき1冊売れました(笑)

| | コメント (0)

図書カード販売の本音

あ
さっき、「明日までに図書カード500円を30枚包装した状態で」という注文を受けました。暇を持て余してたのでパパッと写真のように仕上げときました。こんな他愛のない作業の中に隠れてる書店員の心の内としては、500円くらいで包装は勘弁ってのが実は本音です!図書カードの利益配分は5%、すなわち1万円売っても500円の利益しか出ません。そこからケース代、包装込みだとケース代+包装紙代を引くと更に利益減+手間がかかります。1000円や3000円くらいだと気にならないのですが500円だと途端に包装紙やケース代がもったいなく思えてくるから不思議なもんです。埼玉の書店の時は入学・卒業シーズンに二時間で500円を200枚包装して用意しろとかいう注文が立て続けに入り、レジ要員を無理矢理回してしのいでましたが、店長と二人で手薄になったレジをひたすらこなしながら「包装代と作業人件費だけで利益パーだな・・・」「酒代にもならんすねぇ」なぁんて愚痴をしょっちゅうかましてました。ちなみに最初の「500円を30枚の利益」は750円です。そこからケース代と包装紙代を引くと・・・まぁそんな感じです。要は金券販売は手間の割りに金にならんのです!いつぞや一日に500円を300枚包装し、充実感いっぱいの顔で俺に「自分今日はかなり店の売り上げに貢献したんで1杯おごってください!」とのたまったバイトのT君、君の汗に免じて要求を叶えたがぶっちゃけ君の人件費で利益はパーだったのよ。とほほ

| | コメント (0)

お盆荷物

あ
書店は日曜以外は毎日荷物が来るのですが、いつも荷物を運んでくれる運送業者さんが明日から3日間お盆休みに入るので書店も明日から3日間本の入荷はナシです。でもその間の13~15日までで発売する雑誌が前倒しで昨日今日とまとめて入荷したのでてんやわんやでした(汗)この表紙の月刊陸上競技も本来14日発売の雑誌です。陸上のオリンピックももうすぐ始まりますが、今号は高校インターハイの結果が載った特集号になってます!毎年この号を見るたびに決勝で3ファールしてインターハイ出場を逃した高3のせつない思い出が今だよみがえりプルプルしてしまいます・・・さて個人的な感傷は置いといて、オリンピックでは北島君が見事金メダルを勝ち取りイイ感じになってますね!マラソンの野口選手の状態は厳しい!だけどあまり影響がなければ室伏と共にかなりメダルに期待がもてます!残念ながら他の陸上選手は・・・どうかな。今回は他の競技もいまいちよくわからないんでどうなるか全くわかりません。実はオリンピック関連の本が今までよりも非常に売れ行きが悪いです。競技以外の話題ばかりがやたらと溢れて政治・中国の暗部情報関連はなかなか売れてたんで、チベット本やら中国時事ネタ本の発注やらに気をとられてるうちに、メインの競技が始まっても僕の中ではもはやオマケ程度にしか感じず、いまいちピンときてません。不感症か!不感症だろうが荷物がなかろうがお盆の間も店は営業し僕はレジ番です。う~ん何しよ?どこか改造しちゃおうかな!ここまでは本日発売のマガジンコミックのねぎまが売れてます。嗚呼、サッカーが見たい!もちろん日本戦以外の。

| | コメント (0)

驚異の作家

驚異の作家
以前に、直木賞を受賞した作家は売れにくくなるという話をしましたが、そのジンクスがあてはまらなかったのが、この東野圭吾さん!受賞前から売れてましたが、ガリレオのドラマ化で爆発すると、特に講談社文庫シリーズが今だに高回転!毎日数冊は必ず売れてます。恐るべし東野圭吾、まずはこの「放課後」からどうぞ。

| | コメント (0)

直木賞

直木賞
今回はちょいと長々話させてください!僕が埼玉の老舗書店で修行してた時に書店業界の七不思議の中で、「直木賞を受賞した作家は売れなくなる」という話を耳にしたことがあります。その話を聞いた直後に受賞したのが江國香織さんと京極夏彦さんだったのですが、客層が固定の京極さんはさておき、そのときまでやたら売れてた江國さんの本が目に見えて売れ行きがなぜか減少するのを目の当たりにしてえらい驚いた事があります。少し前では奥田英朗さんが盛り下がり、はたまたその近辺では全く名前を聞いた事ない著者が受賞してしまったりと不可解な現象ばかりで、僕の中では今や直木賞はもはやババ抜きみたいな印象の賞です。そこで今回の直木賞候補者が決まった時、「死神の精度」なんかでも話題の人気作家の伊坂幸太郎さんが自ら候補を辞退したのを知って思わず共感してしまいました。理由は今までのファンを大事にしたいという感じでしたが、要は「直木賞を受賞することで自らの価値を下げたくない」ということでしょう。一部の書店人や出版社人だけでなく、ついに一流作家にも名誉ではなく厄介者扱いに認識された直木賞、選考委員としてふんぞり返ってる大御所の罪は計りしれんですよ!本を売れなくしてるのだから。しかも面白いことに全国の本屋さんが投票で選ぶ「本屋大賞」にこの間大賞として選ばれた時には伊坂さんはしっかり受賞してくれてるんです!まだ創設されて3・4年と歴史は浅いですが、直木賞受賞作より売れ行きがとても良いです!本当に書店員が投票してますよ!でもいつのまにか決められてる候補作をいついつまでに全部読んだ上でなんたらかんたらって誰かがめんどくさい条件を作ったので、僕は投票してませんが(笑)それはともかくみなさんに限りなく近い歴戦の書店員が選ぶ大賞だけに僕も納得の作品ばかりなので、今後は直木賞より「本屋大賞受賞作」を要チェックしましょう!情報源の一つとして毎月6日に発売の、本に関する情報誌月刊ダ・ヴィンチの表紙を見とくだけで人気本・大賞本・注目ジャンルが分かります!ちなみに当店はこの雑誌のバックナンバーも扱ってます!ただし、とてつもない直木賞作家がいるので次回は彼の話をすることにします!

| | コメント (0)

書店雑学: 3

書店雑学:<br />
 3
毎月中旬頃、この書店新聞なるものが送られて来ます。内容は書店業界全体の売上の推移から書店組合等の活動記録、イベント情報、匿名の本屋の一言などなどですが、政治の新聞同様大して役にも立たない上につまらないですねぇ。特に匿名の本屋の一言なんか痛いくらいに大型書店への愚痴や閉店との葛藤といったドマイナス投稿が九割!本屋なんだから自分の店のビジネス書読みまくって必死こけば少しは変わるのに。ってよく心のなかで突っ込んでます(笑)こんな書店の投稿ばかりチョイスしたり売り上げ不振や書店組合の相次ぐ脱退状況ばかりを取り上げるサディスティックな書店新聞を読んだ日にゃ、細木に突然「もうあんた達だめだよ終わりだよ」と断言された気分に浸れます。不真面目なぼくのような書店員以外は・・・

| | コメント (0)

書店雑学: 2

書店雑学:<br />
 2
週刊ジャンプやマガジン他、読み逃した先週号を探して見つからなかった経験ありませんか?僕も学生の頃いつも疑問に思ってました。その謎は本の返品期限にあります。週刊誌は発売日から45日以内に取次店に返品しなければなりません。それを過ぎると返品了解をとるか、もしくは買い切りになってしまいます。だからコンビニを含め書店では返品もれを防ぐために新しい号がきたら入れ替えで前号をすぐに返品します。厳密にいえば4、5週分置いておくのも可能ですが、雑誌は毎日きますので陳列場所の関係上よほどの内容でないかぎり入れ替えになってしまうのです。

| | コメント (0)

書店雑学: 1

書店雑学:<br />
 1
書店には毎月各取次さん発行の経営誌が送られてきます。当店はトーハンさんの「月刊書店経営」が毎月4日にきます。内容は、全国の新規出店や大改装をした書店の紹介、他の書店にないサービスや個性で売上げを伸ばしてる書店とサービス紹介、出版社営業担当の書店との印象的な思い出・出来事のお話、毎月一人の書店主の生い立ちとその店の歴史をピックアップするコーナーなどが中心となってます。加えて季節のフェアの提案や万引き対策など、毎月いろんな特集が組まれてます。最後には結婚おめでとう情報まで載ってたりしてなかなかユニークな一面もあったりします。個人的に好きなコーナーが、個性派書店の取材コーナーと書店主の生い立ちコーナーで、特に生い立ちでは意外とスポーツ派の方が多く、中には全国インターハイ出場経験がある方もちらほらいるほど!
こんな感じに経営以外の情報も充実してる業界のネタ本です!

| | コメント (0) | トラックバック (0)